女性ホルモンを味方する、良い油って?!

ひと昔前、「油は太る」と油抜きダイエットが流行ったことがあります。
ところが今は、「良い油」は美容の敵どころか、
美の救世主として女性ホルモン力をあげる働きをすると大注目 !
どんな油を使ったらよいか、知って内側から健康美を手にいれましょう。

 

そもそも油って、どういうもの?

油(脂質)とは、動物や植物、鉱物から取れる、水に溶けない可燃性物質の総称。
油がどんなに大切かというと、人の体の約60兆個の細胞を取り囲む、
「細胞膜」の原料になっていることからもわかります。
細胞は栄養素を取り込み、老廃物を排出する「代謝の働き」をします。
代謝がうまくいくためには「良い細胞膜」が必要で、
良い細胞膜を作るには原料である「良い油」を摂ることが必要です。

 

美容液と思って食べたいオメガ3

良い油を摂ることが健康にとても良いということが分かりました。
その良い油、美容にもとても良く、なんと女性ホルモンの質を高め、
さらには減少をも食い止めることでも注目されています。
さて、その良い油とは一体どんな油のことなのでしょうか。
それは、“オメガ3”が多く含まれる油です。

オメガ3を含む油は炎症を防ぐ働きがあり、
血管を柔らかくし、ホルモンを整えるのに役立ちます。
具体的に言いますと、
エゴマ油や亜麻仁油、麻の実油、チアシード油、
魚油に含まれるDHAやEPA
がこれにあたります。
すでにご存知の方はオメガ3含有の油は高価だから…と思ってしまいがちですが、
長い目で美と健康を考えたら、ぜひ取り入れたいものです。

今の使用量に足すのでなく「置き換えて使う」ことが大事です。
オメガ3は、一日2gが理想と言われています。
亜麻仁油なら小さじ1杯(成分の60%がオメガ3)。
好きな美容液を選ぶ感覚で、是非色々試してみてください。

「亜麻仁油は匂いがちょっと…」という人はごま油などと混ぜてみて。
「えごま油の苦みがちょっと…」という人は、
ポン酢に混ぜてドレッシングにしてみるなど、ブレンドもおすすめです。
たくさん摂取すれば効果が倍増するということではないので、
摂りすぎにはご注意くださいね。

 

ぜひ試してみたい、今、注目の油

「地中海式ダイエット」で人気を不動にしたオリーブオイルは、
抗酸化物質が豊富。ここ数年は、ココナツ油の人気も急上昇。
その理由に熱に強く酸化しにくいことや、抗酸化物質で活性酸素を除去、
アルツハイマー予防やアンチエイジング効果の期待もあります。
食事以外でも優秀な油として、
オキアミからとれるクリルオイルも最近注目されています。
「自然界で最強の抗酸化成分」といわれるアスタキサンチンを豊富に含み、
強い抗酸化作用で老化防止の強い油です。
こちらはサプリ商品が多くでているので是非調べてみてくださいね♪