意外と知られていない?春の紫外線の危険性!

この季節は温かい日差しが心地よく、
みなさんも外出をする機会が増えることでしょう。
しかし、美肌の大敵である「紫外線対策」を忘れてはいけません

【春先の紫外線量は夏とほぼ同じ!】

一見、おだやかに見える春の日差しですが、4月の紫外線量は「8月の紫外線量とほぼ同じ」なのをご存知でしょうか?
曇りの日でも(晴れの日の)50~80%もの紫外線が降り注いでいるので、紫外線対策に油断は禁物です。

紫外線の種類

UVB

波長の短い紫外線。真皮層まで届かないが、
赤味や炎症を起こす

UVA

波長の長い紫外線。真皮層まで届き、
黒っぽい日焼け、シミやシワの原因に

紫外線は「光老化」と呼ばれるほど、
肌の老化に大きな影響を及ぼします。
特に「UVA」は皮膚組織の奥にまで浸透し、
肌内部のコラーゲンやエラスチンを破壊。
シミやシワ、たるみ、乾燥、ニキビなどの「肌トラブル」の原因となるのです。

【忘れがちな自宅での紫外線対策】

屋内では、ついつい「日焼け対策」を忘れてしまいがちですが、
UVA波はガラスを透過し、室内にどんどん入ってきます!
室内焼けをしないよう、自宅やオフィスでもしっかりと
「紫外線対策」を行ってください。

【日焼け止めの正しい選び方】

「SPF」とは、UVBから肌を守る効果が数値化したもので、「PA」は、UVAを防止する効果を示した値です。
数値が大きくなれば「長時間紫外線をカット」してくれますが、その分、肌への負担は大きくなります…。

肌への負担を少なくするには、中程度の日焼け止め(SPF25++程度)をこまめに塗り直すのがベストです。

ほどほどの数値で、こまめにメンテナンスを行えば「日焼け止め」効果は、より高くなります。

【敏感肌の方にはおしろいが効果的!】

肌の敏感な方は「おしろい」で紫外線を防止しましょう
ファンデーションやフェイスパウダーの中には、紫外線錯乱剤と同じ効果を持つ成分(タルクや酸化チタン)が含まれています。
このため、おしろいを使えば、化粧崩れが気になる場合も厚塗りすること無く、効果的に紫外線がカットできます

【効果の高い、日焼け止めの塗り方】

凹凸のある頬骨、Tゾーン、まぶた、あごの部分はシミやシワのできやすい場所です。
塗り残しのないよう、日焼け止めは丁寧に、まんべんなく塗りましょう
また、紫外線は反射しやすいため、耳の前や首筋、デコルテも忘れず、日焼け止めでしっかりガードをしてください。

【日焼け止め以外の紫外線対策】

野外に出る時は必ず、日傘や帽子、
UV対策用の衣類を取り入れ、
強力な紫外線からデリケートな肌を守り抜きましょう!

春先からUV対策を行うことは、今年全般の肌コンディションだけでなく、5年、10年後の美肌に大きな影響を与えます

正しい紫外線対策を取り入れ、いつまでも若々しい、透明感のある肌を目指しましょう