始めてみよう、基礎体温測定!
季節の変わり目になると、「なんとなく、心や身体がつらいな……」と感じる事はありませんか?
実はそれ、季節的なものだけではないかもしれません。
現在、約4人に1人は婦人科系の病気を抱えていると言います。
イライラや冷え、頭痛、むくみ、月経不順、不正出血・・・
女性なら誰でも1度は経験のあることではないでしょうか。
これらは自分の意思とは関係なく起きてしまうもの。
でも、きちんとリズムを把握しておけば、より快適な日々を過ごすことができます
リズムは基礎体温をつけることで把握することができ、美肌のリズムや様々な婦人科系の病気を早期に発見することもできますので、毎日の習慣に「基礎体温」をつけてみませんか?
【基礎体温とは!?】
2つの女性ホルモン(卵胞ホルモンと黄体ホルモン)の影響で、体温が変化します。
基礎体温をはかることで、肩こりやむくみ、体調不良、イライラ(月経前症候群など)の出る時期が分かるようになるので、快適な時期や不調の出やすい時期を知ることができます。
自分の身体のリズムを知ることで、リズムに合わせたスケジュールを調整することができるようになり、意識的に心と体を休める日をつくることができ、婦人科系の不調や病気を未然に防いだり、悪化させない身体をつくることにも繋がります。
基礎体温は、妊娠や避妊だけのものではありません。
基礎体温を測っていないという方は、婦人科系の病気を早めに発見することもできますので、まずは3カ月からでもつけてみてくださいね!
【基礎体温の正しい測り方】
婦人体温計を用意しましょう!
基礎体温のポイントは、低温期と高温期の温度差が0.3度あるかを確認する必要があります。
その為、一般の体温計では小数第一位までしか測定できず、基礎体温を正確に測定できません。
例えば36.2度といっても、36.20から36.29までを指す為、正確ではありません。
そのため、小数第二位まで測定できる、婦人体温計を用意してから測定しましょう。
朝起きてすぐに計温!
朝、起きたら布団の中で横になったまま計温します。
基礎体温とは、体が1番安静にしている状態の体温のことを言いますので、動いてしまうと、体温が上がってしまい正確に測ることができません。
必ず寝起きの安静な状態で測定しましょう。
記録をつけましょう!
計った基礎体温は折れ線グラフになるように記録をつけます。
最近では、体温計の中でデータが管理できるものや、パソコンにデータ送信できるものなど、様々な便利アイテムが登場していますので、自分の生活にあった婦人体温計を選んでみてくださいね
【基礎体温をつけてみて・・・】
基礎体温をグラフにすると、高温期と低温期の2種類に分かれます。
生理後~排卵迄は低温期、排卵~次の生理前が高温期になります。
基礎体温のグラフを見て、バランスが乱れている場合や2種類に分かれず基礎体温が一定の場合は、婦人科を一度受診してみましょう。
例えば生理は順調にきているから安心と思っていても基礎体温が2種類に分かれず一定の場合、「無排卵月経」といって排卵を伴わない出血を起こしている可能性があり、不正出血や月経不順の原因となります。
また、高温期はイライラや便秘、頭痛、むくみが起きやすく、この時期にPMS(月経前症候群)が起きることも分かっているので、発生時期の把握に役立ちますよ♪
ラ・ミューテを通じて、皆さまがより美しく輝き、毎日を笑顔で過ごせますよう心より祈っております。