紫外線対策に欠かせない女性ホルモン!
夏本番!日差しがジリジリと日を追うごとに強くなっていますね。
日焼け止め等の「紫外線対策」はみなさんバッチリですか?
実はこの紫外線の影響、
女性ホルモンのバランスによって変動することをご存知ですか?
今回は、女性ホルモンと紫外線の関係、
そして「生理前の紫外線対策」について、ご紹介いたします。
女性ホルモンと紫外線の関係
女性ホルモンにはエストロゲン(卵胞ホルモン)と
プロゲステロン(黄体ホルモン)の2種類があります。
この2つの女性ホルモンは 月経周期の中で量の優位が変化します。
エストロゲンは皮膚のバリア機能を高め、
肌のハリや潤いを維持する機能があります。
一方、プロゲステロンは皮脂分泌が活発になったり、
便秘を引き起こしたり、感情が不安定になったり、
ストレスを感じやすいといった、
お肌にとって良くない作用もあります。
そのため、プロゲステロンの量が優位になる時期は、
お肌のバリア機能が低下してしまいます。
お肌のバリア機能が低下すると、
紫外線によるダメージは大きくなり、
肌の内部では「MMP」と呼ばれる、
タンパク質分解酵素が増加します。
MMPは、肌内部の水分やコラーゲン、
そしてコラーゲンをつなぎとめる役割を持つエラスチンを分解し、
お肌の弾力や水分バランスを低下させてしまいます。
つまり、プロゲステロンの量が優位な時は、
紫外線にあたることで、
このMMPが増加しやすいので注意が必要です。
プロゲステロンが優位になる時期は、
排卵後から次の月経前までの期間(約2週間)です。
特に生理前1週間は紫外線の影響を受けやすく
MMRが増加しやすい状態にあります。
生理前に効果の高い紫外線対策
生理前は、普段以上に「念入りな紫外線対策」を
心がけるようにしましょう。
スキンケアでは化粧水でのコットンパックや
保護美容液の重ねづけを取り入れると、
肌バリアの回復にとても効果があります。
また、外側のケアだけでなく、
ホルモンバランスに気遣った「体調管理」も効果的です。
エアコンによる冷えを予防するほか、
腸内環境を整えることが「ホルモンバランスの回復」には欠かせません。
夏はイベントの多い季節ですが、
生理前1週間は「外出を控える」というのも、
紫外線対策としては有効的です。
内側からのサポートにはこれ!
栄養面では、メラニンの生成を抑えてくれるビタミンCのほか、
ビタミンAやビタミンEも抗酸化作用をもつ栄養素ですので、
積極的に摂取すると良い効果が得られます。
なんと、トマトはビタミンC、A、Eが豊富に含まれていますので、
苦手でなければ1日2個の摂取がオススメですよ!
そして、今では簡単に手に入れられる「アロエ」。
2015年5月の研究結果で、
紫外線のダメージを受けやすい女性ホルモンが低下した状態においても、
アロエステロール(アロエに含まれる成分)により、
皮膚のハリや潤いの低下を予防できるということが明らかになっています。
ヨーグルトに混ぜて食べると、美味しく摂取できますよ!
もちろん、ラ・ミューテのバラの香りも、
女性ホルモンのバランスを整える効果がありますので、
生理前はより香りを感じながらご使用くださいませ。
今年の夏はぜひ、女性ホルモンのバランスも意識して、
紫外線対策を行ってみてくださいませ♪